ドキドキ・ヒヤリで子どもは育つ〜遊具プロジェクトの挑戦〜2007年02月19日 20時53分29秒

なかなか面白かったですね.

確かに昔自分たちが遊んだような遊具が最近の公園にはないなあ,と寂しさを感じてました.何か事故が起きると撤去されてしまう,ってのはちょっと行き過ぎのような気がしますね.最近はうるさい人がいるから,責任回避のために撤去しているのかと思ったら,それ以外の理由の方が多そう (テレビでは多く紹介されていた) で,主に予算とかの面で,同じ遊具を再度設置するのが難しいとか,点検する人員が足りないとか,そういう理由が挙がってましたね.

市役所行ったら,偉そうな地位の人が暇そーにしている光景を目にするんですが,そういう人を点検にやったらいいんじゃない?とちょっと思いつつ... と話題が逸れました.

子供にチャレンジさせながら安全な遊具を開発するってのが紹介されていました.なかなかすばらしいですね.でも,それだったら,やっぱり大人の手のうちで遊ぶだけで,本当に危険を学ぶことが出来るのかなと思ったりもします.同じ番組内で,自然の中に設置された遊具がありましたが,それなんかも十分危険なような気がしましたし,だったら,大人が安全を考えて作った遊愚に効果があるのかは疑問です.

あと思ったのは,大人がいくら考えて安全なものを作っても,結局子供の発想ってのはすごいわけで,その「安全」を越える危険な遊びを安全な遊具で始めるのではないかなあ,そこまで考えをめぐらせて遊具を作るのは無理なのではないかなあ,というのも思いました.

それに,もっと大きくなったら,結局世の中にはそこまで完璧に安全を考えていない環境なんてのはいくらでもあるわけで,結局はそういう危険に対処出来る能力が,安全な遊具で育つのかなあというのも思ったり.

とはいえ,何もない公園に比べたら格段に良いわけで,見ていると楽しそうな遊具でしたし,こういうのが広まって,色々な公園に設置されれば良いなと思いました.でも財政難とか点検出来ないとか言う理由なんだったら,いくらすばらしい遊具を作っても,設置や点検が出来ないのではという心配も...

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